【幻色鉛筆2グラデーションキット】

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2001.02.26 どどど
mail:HQH00340@nifty.ne.jp
hp:アトリエどどど url:http://w3.poporo.ne.jp/~dddo/

幻色鉛筆2で2色のグラデーションを塗るための即席カスタムパレットを幻彩で作るためのキットを作りました(^^)
以下はキットの紹介と使用例です。ダウンロード:custom2.lzh80K
緑文字のファイルが入っています)

 

1.グラデーション用のキットファイル(gradkit.bmp)です。
幻彩に読み込んで加工します。

 

2.幻色鉛筆2でグラデーションを利用したい絵を描きます。
(A010226egg.bmp)

3.幻彩のレイヤー1にgradkit.bmp、
レイヤー2にA010226egg.bmpを読み込みます。
レイヤー方法はオーバーレイにします。

4.Solidのrectを選択し、塗り潰しの設定にします。

5.グラデーションの両端の色をA010226egg.bmpからスポイドで拾って、
白-黒のグラデーション、黒-白のグラデーションを各々被うようにrectを描きます。
(どちらがどちらでも構いませんが黒いほうがその色の始点になりますので
元の絵と同じ方向が使いやすいと思います。)

6.レイヤー方法をADDにすると各々、
白-オレンジ、青紫-白のグラデーションになります。

7.レイヤー機能>レイヤー融合>1+2→1で統合し、
レイヤー方法をRATIOにします。

8.レイヤー機能>レイヤーコピー>レイヤー1→レイヤー2で複製する。

9.moveでレイヤー2を上方に移動させレイヤー2の青紫-白のグラデーションがレイヤー1の白-オレンジのグラデーションに重なるようにします。
(80ピクセル差なので10ピクセルづつ動かす右のダイアモンドカーソルの↑を8回クリックすることになります)

 

10.レイヤー機能>レイヤー融合>1+2→1で統合し、レイヤー1を10ピクセル上、10ピクセル左に移動させ、レイヤー1をBMPで保存します。

 

11.保存したファイルを幻色鉛筆2のカラーパレットに読み込み、グラデーションの欲しい部分に塗ります。パレットには20本のガイドが入っていますので、一区切りは5%の変化に相当します。
# 10%の線を長めにするなど工夫したほうが良かったかな(^^;


おまけ、その1.

幻色鉛筆2はペンが半透明なので、塗ってそこから色を拾う、
ことを繰返せばグラデーションを描けます(^^)

注意)ペンを往復させたりして塗り重ねてしまうとややこしいので
   中間領域ではひと塗りに徹する。

1.任意の2色A,Bが接するようにべた塗する
2.色Aをセットして、適当な透明度のペンを選ぶ
  (ペンが不透明なほどステップの細かい中間色ができる)
3.色Aに接している色Bの上に色Aを塗る。
  (ペンが半透明なので塗った領域はAとBの中間色になる)
4.3で塗った領域の色を拾い、3の隣を塗る
  (さらにBに近い色になる)
5.4で塗った領域の色を拾い、4の隣を塗る

…を色がBになるまで繰返す(^^)

手描きグラデーション専用に幅広(とはかぎらないか?)で
フラットな透明度の違うペンをならべたカスタムファイルを作ると
便利でしょう(^^)たぶん..

 

おまけ、その2.

2001.02.20に作成したペーパーファイル
pprSR45.bmp
pprSR45s.bmp

の明るさを変更して、
反転した時もほぼ同じ明るさになる
以下のファイルを作成。

pprSR45h.bmp
pprSR45sh.bmp

上手く使うと、正に色A, 反転に色Bを使うと色の組み合わせ次第では、
印象派の様な視覚による混色(のグラデーション)ができる。かな(^^;

以上