Atelier dddo>PainterCollection > Painter Changes > Painter カラー マネジメント の変遷(2003.05.08,19追記)
Painter 8のカラーマネジメントがPainter7と同じであることが判りましたので、このあたりでPainterのカラーマネジメントの変化をまとめようと思います。
(Painter7以降のカラーマネジメントについては吉井さんが【HiroshiYoshii onlineportfolio】のBBSの発言番号8874付近、9008付近などで公開された情報を元にさせていただきました。)
Index: Painter 1, 2,3, 4, 5, 6,7, 8, ...
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Painter 1.2: なし |
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Painter 2 から 4のカラーマネジメントは: カラーパレット上で選択した色を「印刷可能色」に変換する、すなわち、印刷可能でない色を使えない様に制限するモノでした。 | |
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Painter 5, 5.5, 6: | Painter 5 から 6のカラーマネジメントは: Painter 2 から 4のカラーパレット上の「印刷可能色のみ」と言う機能は無くなり、 Kodakのカラーマネジメント・システムを利用して、画像を変換表示する機能に変わりました。入力画像を入力機器のカラープロファイルを用いて内部表現用に変換し、出力機器のプロファイルとモニターのプロファイルを使って内部表現を出力機器の印刷可能色に変換して表示します。 このとき、表示可能でない色の部分に指定した色を表示させる事が出来ます。 (キャンバスに塗らないと印刷可能かどうか判らないので、その点はPainter 2 - 4 の方式よりマイナスかもしれませんが…(^^;) また、この変換にしたがってCMYKのEPSファイルに出力できます(この形式のファイルの入力はできません)。 ただし、プロファイルの指定のみ可能で詳細な変換方式の設定ができないため、日本での印刷用には(?)このCMYKのEPSファイルは使い物にならない(?)らしいです。…ということはこの変換方式でのモニタ表示も「参考程度」にしかならない…という事になります(^^; なお、左の設定パネルではOutput Profile にPhotoshop 7.0Jに付属のJapanStandard.iccを使用しています。無い場合は"Light GCR 300 UCR CMYK Japan Standard"やその他適当なCMYKのプロファイルを使用します。 |
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Painter 7, 8: | Painter 7 からのカラーマネジメントは: 同じくKodakのカラーマネジメント・システムを利用していますが、5, 6のKodakのシステムより設定の自由度(?)が格段に向上しており設定次第では、かなり「使える」モノの様です。 ここでの設定は吉井さんが【Hiroshi Yoshii online portfolio】のBBSの発言番号8874付近、9008付近などで公開された情報を元にさせていただきました。 現在(2003.05.12)はAdobeのサイトからこれらのICCプロファイルをダウンロード可能です。 【バグ】なお、Painter 8 英語版はMacOS Xでは各プロファイル指定のポップアップメニューの"ICC profiles from disk"が働きません。 |
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