Atelier dddo>PainterCollection > Painter 8 Top> Painter 8レイヤーマスク(訂正と補足)(2003.05.24)

Painter8でレイヤーやチャンネル(マスク)がPhotoshopに近い物に変更されました。
前回のPainter 8レイヤーマスクの説明内容に一部間違いがあったのを やまかわさんに指摘いただいたので、訂正と補足を(^^;;

図の様にムラサキでブラシの不透明度を100%, 75%, 50%,25%と変化させて線を描きます。

この絵のレイヤーとチャンネルはこんな感じ。

まず、前回と同様、メインメニューの
Layers>Create Layer Mask From Transparency
でPainter 7相当のLayer Maskを作ります。
 


レイヤーパレットのレイヤー1を見ると、この時点ですでにレイヤー自身の半透明部分は失われて、
4本とも同じ濃さになっているのが判ります。(前回の説明ではレイヤーマスク削除時にこの状態になると説明)

で、これはバグかと言うと、そうでは無く一応、意図した動作と考えられます。
その説明のため、下図の右側の様に

1.Layers>Create LayerMaskで白紙のレイヤーマスクを作り、
2.Invertし、
3.メインメニューのSelection>Load Selection...でLayer 1Transparencyから選択範囲を作り、
4.レイヤー1のレイヤーマスクを加工します。
これで、レイヤー自身の半透明部分が残ったまま同じレイヤーマスクができます。

レイヤーの半透明とレイヤーマスクの半透明の両方が不透明度を変えるので、
合成された状態では(RGBサムネイルの様に)薄い部分がより薄くなります。。。
(同様の処理をするとPhotoshopでも薄くなります)
 


ですが…なんとなく中途半端な仕様ですね(^^;;; レイヤーの表示マスクを処理のUsingに使える方がどちらかと言うと良さそうですが…
う〜〜〜みゅ。

〜〜〜〜〜〜〜〜
Painter7でレイヤーマスクを利用していた処理は、チャンネルを別に用意して処理することもできます。
具体的には、図の左側の様に:

1.ChannelsパレットのメニューのNewでチャンネルを作成して、
2.メインメニューのSelection>Load Selection...でLayer 1Transparencyから選択範囲を作り、
3.チャンネルを加工します。

 


Layers>Create Layer Mask From Transparencyで作ったLayerMaskはLayerを移動させても付いてきますので、
移動前、移動後どちらでLayer Mask作成しても問題なくApply SurfaceTextureで立体化可能です。

この図の様にCanvasからはみだしていても一応、大丈夫です…が、時々変になったりクラッシュしたりします(--;;

Alphaチャンネルを使った場合は、もちろんレイヤーを移動しても付いてきませんし、
はみだした場合(選択範囲がCanvasサイズでクリップされるため)
Canvasの縁までのサイズのオブジェクトの様な形で立体化されます。

やはり、移動させたり、はみだしたりした場合、時々立体化に失敗(?)したりします。

それに…チャンネルの加工ですが。。。選択範囲を削除したりすると、変になることが。。。

こんな風に。これは楕円の選択範囲を作成してチャンネルを削除したところですが、
楕円にならずに変な形状になっています。う〜〜〜みゅ(^^;;;


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